蒼き女騎士




アクアさんから結婚式の招待状を貰いました。



先を越された・・・_| ̄|○
いやー素晴らしいニュースだなぁ(=▽=)(目が泳いでいる)



お相手はファイゼルさん。
アクアさんが勤めているBLaCというバーの同僚。
あたいも何度かお話したことがありますが、
ワイルドだけど人当たりの良い素敵な殿方です(*´д`*)



招待状はあたいが受け取ったのですが、
式にはミーメたんが代わりに行きます。
ほら。
あたいが行くと脱ぐから ( ´_ゝ`)
大切な友達の結婚式を汚すわけにはいかん!(゜Д゜)

それにまぁ、最近のログイン率を考えると、
ミーメたんのほうが本キャラかも (´・ω・`)






式場前の受付にて。
自腹によるハワイ旅行を強く勧められました (つω-)

受付で記帳したあとは、
式場の準備ができるまで隣の酒場で待機してくれ、とのこと。
なかなか段取りが良いね。



なぜかキリヒトさんにプロポーズを試みるRyu-zさん。
普通に断られていました( ´_ゝ`)

アクアさんがウェイトレスとして働くBLaCのマスター、キリヒトさん。
さすがに本職だけあって
注文されたカクテルを手際良く作っていく。



ときにはこういう困った客もいるけどね!(゜Д゜)






入場許可がおりたので式場内に突撃。
ミーメたんは真ん中の良い席をゲット(=▽=)
新郎新婦が入場してくるのを待ちませう。
さすがはアクアさんの結婚式。
周りは清楚な紳士淑女が多い。
あたいが出席しなくて良かったかもしれん。
ひとりでこの清らかな空気をぶち壊す自信がある。



うわぁ。
アクアさん綺麗だぁ(*´д`*)
ファイゼルさんの横に、凛として立っている。

いつのまにこんなに立派になったんだろう。
時が経つのは早いな。
アクアさんがヤングだった頃・・・
あまり思い出せないな。
写真はあるはず・・・

んー・・・






これしかない(;⊃д`)

あたいの持っている資料では、
アクアさんのヤング時代、唯一の写真。
本人、すげぇ恥ずかしがると思いますが・・・

でもね。
この伝説となった名台詞には、
「UOが楽しいから、もっともっとUOを知りたい。」
そんなアクアさんの想いが詰まっていると思うよ。





お。
あたいがぼんやりしている間に、式もクライマックス!
ファイゼルさんとアクアさんが正式に夫婦になる瞬間・・・

準備はいいか?野郎ども!
今宵はアクアさんの晴れ舞台。
花火ワンドのチャージ500回、見事使い切ってみせようぞ!

ミーメたんが花火ワンドを構える。
もちろん、
銃口はアクアさんに向けて( ´_ゝ`)



おめでとーう!!
ブリタニアに今、新たな夫婦が誕生しました!

まわりから一斉に花火が打ち上げられる。
ミーメたんもここからずっと
ラストオブジェクトのマクロ押しっぱなし(´-`)

以前出席した某軍人の結婚式では、
このシーンで花嫁が爆死したりしましたが、
なにごともなく式は終わりました。ふぅ。
と、いうか、
そんな心配しているのはあたいだけ( ´_ゝ`)



ふたりの新たな旅立ちをみんなで見送りませう。
このフラワーロード・・・
すべて人の手で敷き詰められてるんだよ・・・
ふたりがどれだけみんなに愛されているか分かるかい?
母さん涙出そうだよ(;⊃д`)





そして役目が終わった花火ワンド。



こんなに残っちゃった・・・

結婚式もう1回分ありますな。
さぁ、次は誰かな?(=▽=)
ミーメたんに結婚式で狙撃して欲しい方はメールにて受付中です。



場所は変わって、ここはBLaCの3階。
ここで結婚披露宴が行われるのだ。
あたいもアクアさんの友人代表として挨拶することになってるので、
素早くミーメたんとチェンジ。後ろの席にちょこんと座る。
今日くらいは淑女を演じてみようかな。



キリヒトさん。
何か未練があるご様子( ´_ゝ`)





さっそく親類縁者のご挨拶。
ダイさんはファイゼルさんの師匠だそうです。



ダイさん最初から飛ばしていきます(´-`)
思わず笑う人。つっこみを入れる人。
場内は和やかなムードに。









男同士のこういう冗談は
本当に愛情を感じて微笑ましい。
ファイゼルさんも良い師匠に恵まれましたな。





おっと。あたいの番だ。
アクアさんの友人代表。
ちょっと照れくさいけど、
アクアさんに恥をかかせないように頑張るぞっと(゜Д゜)

・・・ところで、
あたいがなぜ「ドロンジョ様」なのか。
少し説明せねばなるまい。

 Ryu-zさん

 fuugaさん

 あたい

以前、この3人でBLaCに飲みに行ったことがあった。
その席で、飲めや歌えやの大騒ぎ。
fuugaさんはデーモンになり、
Ryu-zさんは死体になり(?)
あたいはやっぱり脱いだような気がする。
ともかく、たった3人の悪行により、
普段は静かなバーを居酒屋にしてしまいました(´・ω・`)

それ以来、BLaCでは、
あたいはドロンジョ様と呼ばれております(´-`)

誤解の無いように言っておきますが、
本人この呼び名をえらく気に入ってます( ´_ゝ`)





―――――― 「ドロンジョ様」の挨拶 ――――――



えー


コホン



ファイゼルさん



アクアさん



ご結婚おめでとう御座います










アクアさん



立派になりましたね














・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・






ごめん。コネロス _| ̄|○




アホなボケの直後にコネロス(´Д`;)

後から分かったのですが、
うちのリアル弟が同じアカウントで和国にログインしたらしい・・・
やってくれるぜマイブラザー( ´_ゝ`)



あたいが落ちている間、
なんか現地では大ウケだったそうです(´・ω・`)
しかし当の本人は20人以上を待たせたまま平然としていられるほど
肝っ玉おっきくないので、3日くらい寿命が縮みました _| ̄|○





気を取り直して挨拶再開。
なんか、挨拶というより「母の説法」になってる _| ̄|○

でもそれは仕方の無いことかもしれない。
アクアさんはUOを始める前からPSOで一緒に遊んでいたし、
ヤングの頃も知ってる。
それがこうして結婚に立ち会うとなると、
やっぱり母のような気持ちになるわけで(´・ω・`)




アクアさんがヤングの頃。
ひとつ、覚えているエピソードがある。
アクアさんがUOデビューして数日後のこと。
一緒に森に行ったことがある。
牛や鹿を狩って、肉や皮の剥ぎ方を教える。
UO初心者が最初に通る道を、
アクアさんも同じように歩んできたのだ。

そうやって町に帰ってきて、
使ったカタナを修理してあげる。
そのとき、ほんの気まぐれから、
ハルバートを1本作ってあげた。
あたいの銘入りのやつだ。
嬉しそうに受け取るアクアさん。
しかし、生まれたばかりのキャラにはSTRが足りず、
ハルバートは装備できなかった。
残念がるアクアさん。
「でもかっこいいね、これ。」
そういって大事にそうにバッグにしまっていた。


1ヶ月くらい経ち、
そんなことはすっかり忘れていたある日。
再びアクアさんに会った。
馬に乗り、重そうな鎧を身にまとって、
ずいぶんたくましくなっていた。
「みてみて。装備できたよ。」
そう言うと、
あのハルバートを誇らしげに構えてみせる。




そのアクアさんが今、あたいの前にいる。
花嫁衣裳を着て、みんなに祝福され、笑顔で。

あのときのハルバートを、
アクアさんは今もまだ持っているそうです。
あたいにとっては忘れてしまうくらい小さな記憶でも、
アクアさんにとっては、
ヤングのころに初めて手にした大きな武器。
友達に作ってもらった世界で1本のハルバート。



UOには明確なストーリーが無い。
言うなれば、
プレイヤーの記憶ひとつひとつが積み重なって、
その人だけの物語が生まれるのだろう。



蒼き女騎士の物語はまだまだ続く。
その物語の最初のほうのページに、
あのハルバートのことが書かれてあって嬉しかったよ。
これからもアクアさんの物語に参加させてほしいな。
母として、友達として、ときには変な鍛冶屋として。







そして










「 ドロンジョ様 」 として
























※ 本人ではありません。