鍛冶屋の行商


大変遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
ほら。やっぱり年始の挨拶は大切なことだからね。
・・・・・もう2月だけど( ´_ゝ`)

あぁそうそう。
念のため言っておきますが、
あたいは今年も29歳です。
まさかいないとは思いますが、異論のある方は申し出てください。
あたいが100万ドルの笑顔で鍛冶ハンマーを脳天に振り下ろしてあげますので。


       さて。


みなさんご存知のように、
あたいは「暴れん坊鍛冶屋」を名乗っているくせに、
最近あまり暴れていません。

それでは毎日、何をしているのか。

街の武器屋に注文書を取りに行ったり、
強いルーンビートルを探しに徳之島に出かけたり。

そうです。

どこにでもいる普通のテイマー鍛冶屋です。

最近は外を出歩くよりも、
のんびり店番をしていることのほうが多いかも。
北極にあるあたいの店は小さいながらもお客さんは多いし、
白熊部隊の部下たちもよく遊びに来てくれる。

自分の店でお客さんを待つ
これが鍛冶屋の本来の姿かもしれない。

この家をあたいが買い取ったのは4年以上も昔。
あれからこの辺もずいぶん変わったものだ。
裏にあった城は腐り、今は塔が建っている。
うちの隣にあった、滅多に家主が帰ってこない小さな家も腐り、
今は北斗で2番目、あたいの次に変態な男が住んでいる。


UOを始めて間もない人を除けば、
現在、ほとんどの人が自分の家を持っているのではないか。
小さくて不便な場所なら、探せば空き地も結構ある。
でもそれだって1年前では考えられないことだった。

街の宿屋ではなく、自分の家で寝泊りする。
それだけでも昔は贅沢な話だった。
しかし人の欲望というものは際限が無い。
今度は今よりもっと大きな家に住みたい。と多くの人が考える。



大きな家の魅力。それは、
豪邸に住みたいという夢もあるだろうが、
より多くのアイテムを保管するため、という理由もある。



長くUOを続けていると、捨てられないアイテムがどんどん増える。
思い出の品だったり、レアアイテムだったり。
武器や防具のプロパティも信じられないくらい細かくなった。
冒険に行く場所によって装備を丸ごと取り替えることも珍しくない。
しかもそうやって使い分けている装備品ですら、
アイテム保険制度のおかげで失うことも少なくなった。

こうして日々増え続ける財産にみんな頭を悩ませているのだ。



ところで、

あたいは収納上手らしい。
自分ではあまり自覚が無かったのだが、
そう言われてみれば確かにそうかもしれない。
あたいの店は小さいわりには、いつもセキュアに空きがある。



もともと、スモールマーブルショップだった家をカスタマイズしたのだ。
アイテムの収納数は建築物の中では一番少ない。
それでも常に20から40は空きがある。

しかーし。

これでもまだ空きを増やす余地があるのだ。



たとえばこのバッグ。



強化待ちの革製品である。

えっ?
さっさと強化すればいいじゃん。って?




クソが!

うちには裁縫できるキャラがいないって

何度も言ってんだろ!



いくらUO歴5年でも、
裁縫できるキャラが必ずいるとは限らないのだ。

ウソだと思うなら実際に見てほしい。
この家に住んでいる主要キャラを・・・




 暴れん坊鍛冶屋

 鈍器にしか心を開かない女の子

 爆発物に精通した考古学者


裁縫?なにそれ( ´_ゝ`)



まぁ北斗には全部で6キャラいるから、
本当はあと3人いるんだけどね・・・
けど、そいつらも裁縫なんて出来ません。
職業もバラバラで中途半端。霊媒師とか忍者とかハゲとか。



そういうわけで、
強化が必要な革製品はこうやって保管しておく。

んで、
店に来たお客さんが偶然にもお針子さんだったりすると、
むりやり2階に引きずり込んで強化をお願いする。
もはやどっちが客か分かりません。


( ´_ゝ`)









そんなことより、



問題なのはこっち。





















別に不自然ではないだろう。
ここは鍛冶屋だ。武器を保管していて何が悪い?
あらゆるお客様のニーズに応えるべく、多種多様な武器を取り揃え・・・








         ごめんなさい。嘘です。










全部アースエレメンタル特攻です( ´_ゝ`)








アースエレメンタル

通称 「土エレ」

たぶん大地の精霊。
某RPGでメルキドを守っているモンスターに似ている。
見た目の通り、頭はあまり良くない。
攻撃方法も原始的で、脳味噌が小さいから魔法も使わない。
見習い戦士には丁度良い修行相手だ。

今は亡きあたいの兄、musasyも若い頃によくお世話になった。
当時はもちろん特攻武器などなかったから、
あたいが作った普通のカタナを手に、兄はよくシェイムに出かけたものだ。






そういう思い入れもあるせいか、
土エレ特攻武器はなかなか処分できない。

念のため言っておきますが、

別に土エレに恨みがあるわけじゃありません。


こんなに大量の武器。はっきり言って不良在庫だ。
あたいだって出来ることなら売ってしまいたい。
でも正直な話、店に並べても全然売れないのだ。
そりゃそうだ。
こんな北極の裏側まで土エレ特攻武器を探しに来る人なんてそうはいない。



それじゃ、処分するか?





この店の周りには天然のゴミ箱がたくさん歩いている。
彼らを1匹ぶっ殺して、その死体に押し込めばそれで済む。
しかしそれは鍛冶屋として正しい選択だろうか?
この69本もの武器を丸々捨ててしまうなんて・・・

いや。

きっといるはずだ。
土エレ特攻武器を必要としている人が。















そうだ。シェイムへ行こう。













     ※ 緊急告知 ※

明日、2月16日から1週間。
シェイム内の入り口付近に暴れん坊鍛冶屋が現れます。
時間は夜22時から30分間。もちろん毎日です。
アースエレメンタル特攻武器は80本。(増えちゃった・・・)
なるべく安く販売する予定です。











        つきましては、











サクラ募集です。



「あ、この人知ってるー。北極で有名な美人店主だよー」
とか大声で言っちゃう素敵な人には何かサービスするかもしれません。
それから、これは当たり前のことですが、
「脱いで」と言われれば喜んで脱ぎます。


そして誠に勝手ながら、
このキャンペーンは2月22日をもって終了とさせて頂きます。
なぜかというと、
翌日の23日から出張なのです。
大航海時代オンラインに。
身も心も軽くして出かけたいのですよ。
皆様もきっと徳MAF狩りに忙しいと思いますが、
ちょこっと息抜きでシェイムに来てみてください。

おそらく企画倒れになって、
大量の土エレ特攻武器を抱えて泣いている鍛冶屋がいるはずです( ´_ゝ`)