大海原の変態たち



みなさん、お久しぶりです。

UOですか・・・?
えぇ、やってません。

大航海時代・・・?
はい、サイコーです。





UOではテイマー鍛冶屋という、
君ちょっと病院行ってきなさい、と言われそうな職業やってますが、
大航海時代では真面目に海軍をやってます。
Queen_Emeralasという名前を授かっておきながら、
なぜ海賊をやらんのか。というお叱りの声が多数寄せられていますが、
みんなが知っている通り、
あたいは他人を傷つけることが出来ない心も身体も美しい女であり、
それ以前に対人戦が非常に下手なのもあるので、
ロンドン沖でネーデルランドのNPCを襲う毎日です(・ε・)



こっちではフィルター機能が強烈です。
例えば、

   ヽ( ・∀・)ノウンコー

と叫んでみても、
周りの人からは

   ヽ( ・∀・)ノXXXー

としか見えないそうです。

あたいにとっては、
自分の存在意義の半分を奪われたような衝撃でした。





このゲームで最初に選べる国籍は3つ。
イングランド、ポルトガル、イスパニア。
あたいはイングランドを選びました。
なぜなら右ハンドルだから。
いや、マジで。

時代は16世紀の大航海時代。
なので、ヨーロッパが中心に栄えている時代です。
イギリス周辺、地中海西部あたりは安全なのですが、
アフリカから南はずっと危険海域です。
UOで言うところのフェルッカですね。

このゲームでは移動手段は船しかないので、
例えばアムステルダムからジェノヴァまで行く、とすると、
直線で陸地を歩けば近いかもしれませんが、
ポルトガルのほうを迂回して本当に船で行かなければなりません。
ファンタジーRPGのように瞬間移動魔法など無いのです。

昨日のことなんですが、
イベントでロンドンからアフリカ東部まで行ってきました。
往復で7時間かかりました( ´_ゝ`)
まぁ途中でNPC海賊を食べながらの旅でしたが・・・

航路の取り方や船や帆の選び方で、
人によっては何倍も速いそうです。


とりあえず、文字ばかりで語ってもつまらんので、
昨日の旅で撮影した画像をご覧下さい。









あたいの船と、Leona隊員の船です。

Leona隊員の船はバーバリアンガレー。
あたいが造船スキルを使って白兵戦重視に改造しました。
そしてあたいの船は戦闘用ピンネース。
砲撃重視にしてあります。
こんな感じのコンビが海戦で有利だと思われます。

写真の場所はアフリカ北部。
この辺の海はコバルトブルーで大変美しいです。
でもここから先はずっと危険海域。
他のPCに襲われても文句言えません。
まぁ、奪われて困るような交易品など積んでいませんが。



シエラレオネの港を出発して6日目。
ここからは危険な海岸線を避け、
沖に出て大きく迂回してアフリカ最南端の町ケープを目指す予定です。
まだ他のPCの船がちらほら見えます。
食料も水も大量に積み込み、まだ2人とも元気です。
普段はパーティーチャットを使うんですが、
雰囲気が出るという理由で吹き出しチャットを使うことに。



10日目。
もう辺りに船影は見えません。
大声で自己主張をする海軍士官。
そうそう。
間にスペースを入れればフィルターがかかりません。
世紀の大発見です。
これでどれだけ多くの人が救われたことか計り知れません。







天気は快晴。視界も良好。
大海原で気持ち良さそうに歌う地方海賊、Leona隊員。


13日目。
天気が良すぎても困る。
雨が降らないと飲み水が調達できないからだ。
食料はイワシやサバを釣ったので当面は大丈夫だが、
戦闘で船員が負傷したとき、外科医療を施すのにも水がいる。
水だ。水が欲しい。























あたいに撮影されているとも知らず、
自分の弱みを惜しげもなく提供してくれる部下。








16日目。
ヒマでヒマで仕方ないらしい。




そして、たった2人による、
壮絶なしりとり大会が始まった。









































海と空しかない世界。
俗世間から隔絶され、心が洗われたのだろうか。
童心にかえるLeona隊員の屈託の無い笑顔が印象的だった。






20日目。



普段は寡黙な上司から珍しく話題が出る。

































36日目。











この数日後。
水も食料も切れたふたりの変態は、
命からがらアフリカ最南端の町、ケープにたどり着いたのだった。