おうちへかえろう


なんてこった。

UOのアカウントが切れているのに、
1週間以上も気が付かなかった。

あたいとしたことが、なんたる失態。
かつてはUOジャンキーの母と呼ばれた時期もあったのに!











自己蘇生用の徳もスッカラカンになっていた。
確か3段階目のMAXまであったはずなのに・・・







大航海時代オンラインが予想以上に面白く、
出張が長引いているから。という理由も確かにある。
UOが嫌いになったわけではない。

・・・・・。
正直に言おう。

「UOが機雷になったわけではない。」
一発変換がコレである。なんてこった。言い訳も出来ない。







UOが楽しくて楽しくて、
この面白さをみんなに伝えたい。
そういうごく自然な動機で書き始めたUO日記。
以前は「えめんち」のメインコンテンツだった。
面識のない方が、掲示板に応援メッセージを書いてくれたこともあった。
当時は友人知人ですら、
顔を合わせるたびに「UO日記マダー?」と催促してきたものだ。
ところが今はどうだ。
誰もその話題に触れようとしない。



よし分かった。
ここは一発、原点に返ろう。
初心に戻ってUOの面白さを再確認しようではないか。

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何か参考になるものがあるかもしれない。
あたいのUO日記のネタで、
評判が良かったものをピックアップして読み返してみる。
どんなものが面白いと言われていたのか。






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なるほど。












キーワードは、

「裸」
「フェルッカ」

この2つだ。










なんだ。簡単じゃないか。


















裸でフェルッカに行けばいいんだ。














さっそく行動開始。
いつも一緒だったメアを厩舎に預ける。
今回の旅はあたい独りでなければ意味がないので、
しばらくの間、メアは厩舎でお留守番だ。
楽しいことも悲しいことも共有してきた相棒である。
メアは名残惜しそうに厩舎の奥に消えていった。スキップしながら。




次は家に戻り、
いよいよ裸になる。



あたいのリアル弟がUOを引退した際、
和国だか出雲だか忘れたが、別シャードから送ってくれたアイテム。
すっごい高いらしいが、
誰がどう見ても宝の持ち腐れです。
本当にありがとうございました。



所持品をすべてひとまとめにしてセキュアに押し込む。
ルーンブックが14冊もあったことは是非とも他言しないで頂きたい。












準備は出来た。


何年ぶりだろうか。
装備品なし。所持品なし。
正真正銘のすっぱだか。

裸になるのはいつものことなので何とも思わないが、
スペルブックもルーンブックもないのは正直心細い。
対人戦可能なフェルッカ。襲われればひとたまりもない。
まぁ逆に奪われる物が1つも無いのだが。


よし。覚悟は出来た。
セキュアの中のルーンブックに手を伸ばす。
やはり思い出深いダスタードの入り口に行こう。
久しぶりの長旅になりそうだ。ちょっぴりワクワクする。










んじゃ、行ってきます。





































こうして、
暴れん坊鍛冶屋の新たな旅が始まった。

今までの恵まれた生活を捨て、
たった独りでフェルッカに飛んだ彼女。
名誉もない。地位もない。
くびれたウェストも大きなおっぱいもない。
それでも彼女は行くのだ。

はたして、彼女は無事に戻れるのか?
何ひとつアイテムを持たずにフェルッカに降り立ち、
自力でディシートの我が家に帰れるのか?
これを書いてるプレイヤー本人ですら先が読めない、
なかばヤケクソな企画が今ここに始まる!
























        To be continued...